映画「点子ちゃんとアントン」について
点子ちゃんと呼ばれているアナルイーズとアントンは大の仲よし。放課後もいつも一緒に過ごしている。いじめられていると助けてくれる。でも、いつも一緒だった二人が一緒に過ごせなくなってしまった。それはアントンがアイスクリーム屋で働いているから。アントンの家には父親がおらず、ママが病気なので、アントンが働くしかないのだ。そのことは点子ちゃんとアントンと二人しか知らないことだった。
そんなときアントンからもちかけられたアントンのママの静養話。海にアントンのママを連れて行く話を点子ちゃんはパパに相談したが、あまり興味がなさそうだった。点子ちゃんは、ただ、親友の力になりたい。その一心だったのだ。
点子ちゃんの両親はほとんど家にいない。父親は外科医でいつもいそがしかった。ママは世界中でボランティア活動。点子ちゃんの世話をしてくれるのは家政婦のベルタやフランス出身の家庭教師のロランスだった。だから、点子ちゃんはさみしいけれど、日常生活に困ることもなかったのだ。
親がいない生活を送っている点子ちゃんはアントンがとてもうらやましかったのだ。彼は母親と一緒にいられるから。
一方のアントンはママがお金のことでウォルフガングという人と強い口調で電話をしているのを聞いてしまった。パパとママの出会いはベルリンでママがサーカスのフープ芸人だったときだったらしい。アントンはママからパパはアントンの生まれる前に死んだと聞かされていた。でも、アントンはもしかしてパパとけんかをしていたのかもしれないと思ってしまっていた。
点子ちゃんのママが帰ってきたけど、ママは疲れていると言って、点子ちゃんの話を聞いてくれなかった。その後もママは点子ちゃんのことよりもつきあいを優先していた。点子ちゃんはママに甘えることができなくてさびしかった。
その後、大問題が発生する。アントンが出来心で点子ちゃんの母親のライターを盗んでしまったのだ。アントンは少しでも生活が楽になればと思ってしたことだった。
アントンのママはそのことを知ってライターを返しに来て、謝ってくれた。でも、点子ちゃんのママはアントンのママが謝っても「しつけがなっていない」と文句を言うだけ。その話を聞いて、ママにそんなことを言う資格はないと点子ちゃんは怒ってしまったのだ。
そのころ、パパを探しに行くという手紙を残して、アントンは家を出て行ってしまっていた。アントンの家出は大騒ぎになったけど、なんとかアントンは見つかった。
アントンのママはアントンを抱きしめると彼に告げた。
アントンの父親が本当は生きていることと、アントンの望むように父親に会っても父親が助けてくれないと諭していた。
点子ちゃんは、二人で生きていくと誓い抱きしめているその母子の姿をただ見つめていた。
点子ちゃんがほしいのは親の愛情だった。点子ちゃんのパパがそのことに気づいても、パパもママも互いが悪いの言い争い。
親に頼るの諦めた点子ちゃんは地下鉄の駅でストリート・パフォーマンスをはじめることにした。そのお金でアントンとママの力になれたらと思ったのだ。
点子ちゃんのパフォーマンスは大人気になった。だから点子ちゃんはたくさんのお金をかせぐことができた。そのお金でアントンたちとご飯をたくさんたべて幸せを満喫。
仲直りできないままの点子ちゃんとパパとママにも仲直りの機会がやってきた。アントンが一緒に働いている定員のカルロスは点子ちゃんの家庭教師のロランスの恋人だったのだ。そして、彼女の鞄から点子ちゃんの家の鍵を盗んだのだ。
それを見たアントンは警察に連絡して、ベルタにも知らせる。
アントンがカルロスがつかまる手助けをしたことがあって喜ぶ点子ちゃん。
それがきっかけとなって、パパとママの考えにも少し変化が出てきた。冷え切った点子ちゃんの家庭は昔のようなあたたかい家庭を取り戻すことができたのだ。
夏休み、ママは本当はインドに行くことになっていた。でも、今年はそれを取りやめて三人で過ごすことに。そこにアントンとママを招待して、楽しい夏を過ごすことができました。